【資産防衛】円安の日本②
前回に引き続き日本が円安に向かうと思う
その理由について書いていきます。
・日本が円安に向かう理由②
前回も書いた通り、日本の借金は1200兆円です。
この借金が国民の金融資産額に並んだとき、
これ以上借金できない状態になります。
(この仕組みは前回を参照)
しかしこの状況を打破できる禁じ手が一つあります。
それはお金を発行し、そこからお金を借りる、
つまり紙幣を発行できる日銀にお金を刷ってもらい、
そのお金で国債を買ってもらうことです。
現在、日銀が直接国債を買うことはできません。
しかし国家の破産を避けるためにこれを行い、
大量に紙幣が発行された時、起こるのはインフレです。
MMT理論という考え方を持つ人々も一部いますが
(興味がある方は調べてみてください)
紙幣の大量発行がインフレを起こすことは
歴史が証明する事実です。
そしてインフレというのは「円の価値が低下」
した状態です。
それはつまり、「円安」です。
・日本が円安に向かう理由③
最後はかなりシンプルです。
①や②の借金返済政策が間に合わず、
日本が国家破産を起こした場合です。
この場合、ハイパーインフレが起こります。
日本という国の信用が失墜し、
「日本円の価値が暴落」します。
つまり超円安が発生します。
今日の内容は以上となります。
簡単にまとめると、
日本は借金を返そうとしても、
返せなくて破綻したとしても、
どちらにしても「円安」になるということです。
日本の未来というカジノがあって、
円安か円高にかけろと言われたら、
僕は以上の理由で円安にフルベットすると思います。
次回は円安が起こった未来に備えて、
今やるべきことについて書いてみます。
質問があればお気軽にご連絡ください。