【資産防衛】円安の日本③
前回から時間があいてしまいました。
「円安の日本」①と②では、
なぜ僕が今後円安が進むと考えているか
説明しました。
今日はその円安の中で
どうやって資産を守っていくか
いつもの「資産運用」ではなく、
「資産防衛」の方法をお伝えしたいと思います。
①外貨を持つ
最近はちょっと円安が進んで1ドル=109円です。
例えば今後円安が進み、1ドル=120円になった場合、
円の価値は10%下がったことになります。
つまり「円」で貯金していた人の資産は10%
損なわれたことになります。
そこでその対策として外貨、
つまりドルなどに円を替えておくことが
方法として考えられます。
例えば1000万円の資産を、
円で500万円、ドルで5万ドルに分割します。
そこで1ドル109円から1ドル120円になった場合、
500万円の価値は10%落ちますが
5万ドルの価値は10%上がっているので、
結果として全体の方は変わりません。
このように外貨を持っておくことで、
為替リスクに対応することができます。
それゆえ僕は、積立のほとんどを「ドル」
で行っています。
②現物資産を持つ
つまりお金ではなく、
「物」で資産を持つということです。
代表的な現物資産は「金」です。
「有事の金」と呼ばれるように
金の価値はほとんど変わらないので、
購入した時の資産価値が
長くキープできるメリットがあります。
また、不動産も選択肢に挙げられます。
某CMで
「本当に価値のあるものは?」
「駅近の土地だよ」
なんてやり取りがありましたが、
不動産も強力な資産になり得ます。
ただこちらは金に比べると
かなり知識や準備金が必要で、
気軽に、というわけにはいかないことと、
多くの人が「不動産投資」を名乗る
詐欺紛いの営業にハメられてしまうので、
現実的ではないかもしれません。
(不動産投資の闇についてはいつか書こうと思います)
長くなりましたが、
円安といった貨幣リスクに備えるのであれば、
僕は外貨への資産の交換や
外貨での積立をお勧めします。
今、外貨でもしっかり蓄財しておいて、
実際に1ドル120円の世界が来た時、
円に交換し直せばそれだけで
資産が10%増やせることになります。
不動産はデメリットもありますが、
強力な資産運用であることに間違いありません。
ぼくは今、不動産購入に向けて準備をしていて、
知識と現金を蓄えている最中です。
本日は以上になります。
ご質問等あればお気軽にご連絡ください。