【金融機関の選び方】
資産運用をする場合、
どこで運用するか、が重要になります。
積立は証券会社だけでなく、銀行や保険会社でもできます。
僕はあえて海外の保険会社で積み立てをしてますが、
これについて解説してみます。
①iDecoやNISAは使わないのか?
たしかに税金面では優遇されますが、
買える商品が限られていて利回りが悪いので、
実際魅力がないと判断しています。
(利回りが生む差については後述)
②国内の金融機関は?
たしかに楽天証券など、魅力的なところもありますが
「日本円」での資産運用になります。
日本で暮らし、日本円で給料を受け取ってるので
せめて資産運用はドルでやっておいて、
リスク分散したいと思ってます。
③積立だけじゃない魅力
僕の契約しているプランは、
20年だと160%の保証がついています。
これだけでも日本の金融機関にはない魅力だし、
保険会社での運用なので、
もちろん死亡保険もついています。
④なんだかんだ利回り
①〜③の理由を無視しても、
結局利回りが1番の判断材料になります。
特に長期の積立の場合、
利回りと手数料がかなり大事になってきます。
以下の図のように販売会社が仲介することで、
僕たちは積立することができますが、
販売会社はひとつとは限らず、何社か経由するため、同じファンドに投資していても利回りが変わってきます。
特に日本の会社は仲介が多く、
その分手数料がかかっているため、
利回りが悪いです。
例)毎月2万円、40年の積立で、
平均利回り7%と4%の比較
(総拠出金額:960万円)
7%の場合:40年後➡︎5126万6227円
4%の場合:40年後➡︎2371万8331円
たった3%の差が20年後に2700万円の差になる
それゆえ、利回りと手数料を重視して選ぶ。
その結果、僕は今の保険会社が1番いいと思い、
積立を初めてはや2年になりました。
積立の詳細は→【資産運用状況 2021年1月】 - Shintarix
以上になります。
質問はいつでもご気軽に。
【お金の勉強できる本】
皆様お疲れ様です。
先日、「おすすめの本を教えてほしい」
とリクエスト頂きましたので、
以下にまとめてみました。
①金持ち父さん貧乏父さん
こちらはハワイ在住の日系アメリカ人が、
自身の半生を自伝的に綴った作品で、
「お金とは何か」「お金持ちとは何か」
を学べる一冊です。
口語調で書かれているので読みやすく、
さらっと読めてしまいますが、
鋭く本質をついていて、必読書だと思っています。
②生涯投資家
次に「生涯投資家」。
自身の経験をまとめた一冊。
M&Aなど株式会社との関わりを通じて、
資本主義社会の仕組みやあるべき姿について
学ぶことができます。
個人的にはお金の勉強とともに、
一社会人としてあるべき姿についても考えさせられました。
③「ウォール街のランダムウォーカー」
3冊目は何やら名前の長いこの本です。
こちらの本、自分なりに要約すると、
「ファンドなど株式投資のプロが選んだ株と、
ダーツとかでランダムに決めた株、
どっちの方が儲かるの?」
というテーマを検証、議論した本です。
この議論の結果は一読して知って欲しいです。
投資家、は我々のような一般人による「個人投資家」と、
証券会社やファンドなど預かった巨額のお金を使って投資をする「機関投資家」に分かれますが、
も理解することができます。
僕はこの本を読み、自分のようなサラリーマンが
低リスクで確実に資産を運用、蓄財するには、
「長期、福利、分散」が大事だと肝に銘じました。
④「資産形成」最高の法則
最後に、こちらは今までの3冊と違って
「実践編」の一冊です。
投資初心者が何をするべきなのか、
はたまた何をしては行けないのか、
を勉強できます。
加えて、日本の金融業界、金融商品の裏側も知ることができ、面白いです。
今回は以上です。
また面白い本を見つけたら、加筆したいと思います。
【資産運用状況 2021年1月】
おはようございます。
月末恒例の運用状況のご報告です。
(運用の詳しい内容、解説は末尾に)
【所感】
・アメリカは大統領就任や、昨日のゲームストップ株のバブルで乱高下。
・④のLINEポイントで投資してるプラン、伸びはイマイチでも、先月に比べてポイントだけで+7000円も投資できてる。
LINEペイの還元率、恐るべし。
・パフォーマンスは合計で120%、マックスで130%
少額でもコツコツしっかり運用すれば安定して成長する。
【詳細】
①「S&P500」
・アメリカの証券会社、インベスターズトラスト社(以下ITA)での積立投資。
・毎月300ドル払い×20年契約
・満期時160%の最低保証つき
・アメリカ株式のみの限定運用プラン
②「EVO20」
・ITA社での積立投資。
・毎月200ドル払い×20年契約
・運用先は選択式
→今井はアメリカ50%、インド50%を選択
③「EVO15」
・ITA社での積立投資。
・毎年1800ドル払い×15年契約(年一回払い)
・運用先は選択式
→今井はアメリカ50%、インド50%を選択
(冬のボーナスを無駄使いしないように、12月に一括払い)
④「LINE」
・日常の支払いで使っている「LINE PAY VISAカード」で貯まる、還元率3%のポイントをLINE証券で積立投資。
・投資先は100%アメリカ株式。
⑤「401k」
・会社の確定拠出年金
・投資先は100%アメリカ株式
⑥「SBI」
・溜まったTポイントをSBI証券で積立投資。
・買い物はTポイントが貯まる店で。
・投資先は100%アメリカ株式
【僕が保険を契約しない理由】
今日は僕が保険を契約しない理由について、
場合分けして書いてみます。
文字多めです。すみません。
①医療保険
日本人は世界最強の国民健康保険に加入してます。
医療費は基本的に自己負担3割。
大きな手術があっても高額医療費支給制度があるので
一定の上限以上は支払わなくていい。
https://www.mhlw.go.jp/content/000333279.pdf
医療保険、特に魅力ない👎
②生命保険(掛け捨て型)
自分が死んだ時に
大切な人にお金が振り込まれる生命保険。
これの掛け捨て(払ったお金は特に帰ってこない)
の場合を考えます。
・独身の場合
自分が死んでも生活に困る人はいないので必要なし💪
・既婚者で、配偶者が仕事してる場合
仕事してるなら、1人でも生きていける💪
必要なし
・既婚者で、配偶者が専業主婦の場合
仕事を探せば、1人でも生きていける💪
必要なし
・既婚者で、配偶者が専業主婦、子供いる👶
なかなか仕事は見つかりにくい可能性あり
養育費も1人で賄うのは大変
生命保険の必要あり🔥
③生命保険(貯蓄運用型)
掛け捨てではなく、支払ったお金を運用してくれ、
満期になったらいくらか払い戻してくれるもの。
結論から言うと必要なし👎
理由としては、まず
運用に回るお金が少なすぎる。
例えば毎月20000円支払っても、
その中で実際に運用されるのは半分の15000円がいいとこ。
5000円は営業の手数料などコストとして取られてるので無駄が多い❌
次に、
運用の利回りが悪すぎる。
より良い保険を選んでも2%が上限。
世界には最低4%保証の積立もあるのにこれはひどい❌
つまり貯蓄運用型の保険は場合わけするまでもなく
必要ない👎
以上の理由から、
・保険を検討するなら子供がいる場合のみ👶
・やるなら必ず掛け捨て
が僕の結論です。
資産を増やしたいなら保険の支払い減らして、
余ったお金でしっかり積立&運用
もお忘れなく。
【年金の作り方】
突然ですが、皆さんは年金を貰えると思いますか?
僕は貰えないつもりでいます。
少子高齢化に歯止めが全く効いていないからです。
一方で議員には年金が復活しそうすが…
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以前、麻生副総理が「老後のために2000万円貯めよ」と発言し話題になりましたが、
この発言を参考に、
今から65歳までに2000万円貯める方法
を考えてみたいと思います。
(麻生副総理はこと経済に関しては、他にもとても良い発言をされています。)
今、僕が25歳なので、25歳から65歳の40年間で2000万円をつくるとします。
単純計算で毎年50万円貯金すればいいと思いましたか?
それ、1番最悪の方法です。
なぜなら、日本は今後円安に向かうからです。
円安とは、円の価値が下がること。
つまり今の1万円は、40年後は5000円かもしれません。
「日本円で預金すること」
それはつまり「日本という国に投資すること」です
今後先がない日本に投資しますか?
そこで、円ではなく、「株式」での積立を検討します。
株式といっても個別の会社株ではなく、
投資信託です。(この理由は後日説明します)
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上の画像の条件でシミュレーションしてみます。
毎月20000円を、利回り4%の投資信託で40年間積立する。
ちなみに4%というのはごくごく平均的な数字です。
すると40年後、以下の通りになります。
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支払った額は960万円。
帰ってくる額は2300万円。
やったことは、
「40年間」「コツコツと」「毎月」「2万円」「投資した」
だけです。
つまり確実に資産を増やす方法は、
長期的に、積立で、投資することです。
皆さんは今、何歳ですか?
始めるなら、今日、です。
【日経28000円越え】
今日はこのニュースに関して。
なんだかんだと理由が書いてありますが、
実際のところ、なぜ株価が上がるのかは、
正確にはわかりません。
株価の値動きは人々の気持ちによって左右される人気投票でしかないからです。
ただ一つ言えることは、この流れに乗って、
日本の株式に投資するか?と聞かれたら、
それは完全にノーだということです。
なぜなら日本の株価は、大規模な金融緩和、
中でも日銀による株の購入によって支えられているからです。
日本は世界で唯一、中央銀行が国内株式を買っている国で、
この資金の投入により株価の底が支えられています。
そしていつか好景気となり、逆に景気を抑える段階に来た時、
この日銀が保持している株が売却され、
株価の上昇は止まります。
その可能性がある国に僕は投資しません。
特に「長期・積立」をモットーにしてるので尚更です。
・株価の上下に正しい理由はわからないこと
・日本の株価は日銀が無理やり支えていること
この2点が今日のまとめです。